高校1年生のとき不登校になり、通信制の高校を卒業。1年間予備校に通わず浪人をして早稲田大学文学部、地方国立大学文系学部に合格しました、どろぬまと申します!
本日は宅浪のメリット、デメリットを経験談からお伝えしていきます!
宅浪とは
そもそも宅浪とはなんでしょうか?
宅浪とは、自宅で浪人の略です。
高校を既に卒業している人が、塾や予備校に通わず、自宅で受験勉強をして大学合格を目指すことを指します。
私は実際に宅浪を経て大学生になりました。宅浪するか迷っている方、宅浪生の実態が気になる方などのお役に立てたら嬉しいです!
なぜ私が宅浪を選んだのか
私が宅浪を選んだ理由は2つあります。
1,金銭的な理由
予備校に通うとなると、特に大手は1年で100万円以上はかかるそうです。
親に予備校代なんて出せない!と言われた訳ではありませんでしたが、私はその額の責任を負える自信がありませんでした。
2,精神的な理由
予備校に通う自分を想像したときに、まわりの優秀な学生に気後れしてしまう自分が容易に想像できたからです。
あの人は毎日朝から晩まで通っていてすごい、あの人は不真面目にみえるけど成績がとてもいい、それに比べて自分は…となるのが嫌だったからです。(ネガティブ!)
総じて自信のなさから宅浪を選んだことがわかりますね!汗
宅浪のメリットデメリット
ここからは私が感じたメリット、デメリットを紹介していきます。
予備校に通ったことがないので比較ができませんが、、
○メリット
1,自分のペースで勉強が進められる
授業がないので、得意分野をさらっと学んで苦手分野に時間をかけるなど自分のペースで勉強が進められたのは良かったです。
自分と比べる周りの学生がいないことも精神的な安定に繋がりました。
2,お金がかからない
宅浪と言ってもカフェや図書館で勉強をすることもありましたので、その飲食代や交通費はかかりました。また筆者はZ会の通信教育を利用していましたのでその費用もかかりました。
しかし予備校代と比べれば大分安く収まったと思います。
○デメリット
1,皆がやっていることが分からない
入試で合格点を取るには、多くの人が分かる基礎門をおとさず、多くの人がつまずく問題を解ききる必要があります。
しかし、「ここがポイントだよ!」と教えてくれる講師や目標が同じ友人もいないので皆が解ける問題=入試で落としてはいけない問題が分からない、というのは最初の方に困ったことでした。
問題集や過去問を解きまくり、自力でコツを掴む必要があります。
また、アドバイスをくれる人や比べられる友人がいないので自分の勉強の進み具合が分からないのも不安でした。
2,分からないところを聞けない
問題を解いてて疑問が生じたときや記述式の問題を解くときに、教えてくれる人や添削してくれる人がいません。ネットで調べたり、先に大学生になった友人に聞いたり、Z会の私大対策講座を取り添削してもらったりしていましたが、予備校に行ってればすぐ聞けてすぐ分かったのになぁと思っていました。
筆者は文系科目に力を入れていましたが、特に理系科目の立式などは分からなかったら手詰まりなので困っていました。
3,自己管理をしなければいけない
勉強の計画を自力で立てる必要があります。前述した通り、勉強の進み具合を判断するのが難しかったので、それに応じた計画をつくるのも手探りで行っていました。いつまでにこの参考書を完璧にする、などの予定も自分で考える必要がありました。
また、そもそもですが勉強をするかしないかとか生活習慣の問題もあります。宅浪生って、ニートみたいなもんです。本当に1日中自由なので、サボろうと思えばどこまでもサボれてしまいます。私は1分たりとも勉強しない日がざらにありました。まったくもって良くないお手本です( ᷇࿀ ᷆ )
まとめ
今回は宅浪のメリット、デメリットを紹介しました。
筆者は、金銭的、精神的余裕がある程度あるならやはり予備校に行った方が良いと思います。
しかし、宅浪だと絶対に落ちるのかというとそうではありません。
よく考えて保護者と相談して、自分に合う方法をみつけてくださいね!
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